異世界英雄譚プロット案


だいたい適当だから、差異はあると思うよ。
第二十四話

236-237
シルフェの剣由来エピ。力をここに閉じ込める。それは、キガクレノミコトなどなどが実体化できなくなりますよ。

238
オリジナルフォーズの目覚め。

239-240
風間修一、人類に開戦宣言。

241-243
オリジナルフォーズから「変化」を遂げたメタモルフォーズが襲いかかる
ネフィリムと呼ばれるロボットがやってきて味方になる

244
作戦会議

245-250
オリジナルフォーズを迎え撃つ
オリジナルフォーズは倒せないが、シルフェの剣の力を『祈りの巫女』に流し込んで封印。
そのためにガラムドが神になる(祈りの巫女=神)
(キガクレノミコトたちからもともと言われてた)

251
それからのこと。時間が急速にスピードを上げていく。

第二十五話「死と新生」

252-253
フルは神殿の泉の前に立っていた
シルフェの剣はどこか仄かに光を放っている(=ガラムドが死ぬ前に、その力を元に戻した)
それを見たバルトは外に出ようと言い出す
外に出ると、そこにはシリーズの姿が。
名前忘れたけど、ルーシーについてるやつ以外の6体が登場
「お前たちは……シリーズ!」
「あーら、知っているようだね。だったら話が早い。この世界を『監視』しているだけじゃつまらないし、あとはあんたをガラムドから解放してやろう??」

254-257
シリーズとの戦いの最中、ガラムドが死んだことが伝えられる
オリジナルフォーズは「祈りの巫女」によって封印しなければならない
素質があるのは、メアリーだけ。
シリーズは戦いの途中で逃げていく。「まだ計画が進んでいるからな。ここで余計な足止めを食らうわけにはいかない」

258
ルーシーとメアリーの会話。
リュージュが姿を現し、「時は来た」と呟く
メアリーを攫っていく

259
神殿へと向かうルーシー
ルーシーはフルに事態を伝え、協力を要請

260-262
リュージュの城、祈祷の間。
世界は幾度となく興隆と衰退を繰り広げた。
そしてこの惑星も寿命を削られつつあった
誰が悪い?
空気を、大地を、生命を!
自らの思うがままに貪り尽くした人間が悪い!
ならばどうすれば良いか?
神の力×知恵の木の実で次元の障壁に穴を開ける
そして神の血でその穴をこじ開ける!
箱庭には、生きとし生けるものの運命を操る「賽」がある
その賽を使えば、どんなことだって出来る
オリジナルフォーズの復活も、すべてはそのため!
では、いったい何のために?
決まっているでしょう。人間が「生まれなかった」世界を作るため。

263
リュージュの城へと向かうフルたち
ルーシーについていたシリーズが悪魔の囁きをする
「今なら、殺せるぞ。思い人を奪った憎っくきあいつを」
そしてルーシーは催眠にかかり突き落とす
バルトは助けようとしたが、シリーズの手助けにより動けない
シリーズの力によりバルトは石になる(生命力を吸われる)
そして地面へ突き落とされる
フルはシルフェの剣の加護で助かったが、バルトはそのまま地面に落ち粉砕。
それに気付いた(勘)ロマ。
でも何もできないのだった

264-266
メアリーが持っていたはずのシルフェの弓、そして杖はリュージュが手にしていた
本来の力を示すには三つ居るが、致し方ない
知恵の木の実を齧るリュージュ。
そして、天に小さな穴が開いた
それは箱庭にいるムーンリットも気付いていた
しかしムーンリットの心が帰って来ない以上、何もできない
そのまま彼らはリュージュの侵入を許すのだった
「こじ開けるまでも無かったわね」と言い捨て、メアリーを無理矢理連れていくリュージュ。
そして神とリュージュが対面する
「やっと気付いたよ。ガラムドの存在が消失したことに」
「気付くのが遅いのではなくて? ええと、神はあなたでは無いわよね」
「少なくとも、今は彼女がムーンリットだ」

267
リュージュの城に到着
穴は空気を吸い込み始め、やがてありとあらゆるものを吸い出した
いったいどうなっているんだ!
あの穴を塞いだところで、オリジナルフォーズは復活する
でも塞がないとあの穴は世界を飲み込んで消失する
じゃあ、どちらを選ぶ?
決まっているだろ。どっちも救うんだよ!世界も、メアリーも!

268-269
遥か空の彼方に存在するリュージュの城。
いったいどうやって向かえば良いのだろうか
そこにやってきた一隻の船
乗っていたのはルチアだった
ルチアはこうなることを知っていた
だからルーシーと、あえて敵対する道を選んだ
「どうすれば良かったんだ……!」
「やるしかないだろ。こうなったら」
「?」
「僕を誰だと思っている?予言の勇者様だぞ?天狗になるつもりは無かったけど、今は虚勢を張ったほうがいい。さあ、はじめてやろうじゃないか。……最も新しい英雄譚を!」

270
ルーシーは船を使って何とかしようとする
でもそんな方法は現実的ではない。
ではどうすれば?
そこで解決策を示すシリーズ。
それはシリーズの考えた卑劣な策……「融合」だった

271
融合に対する葛藤
シリーズはメリットしか口にしない
デメリットは、もう二度と戻れないこと

272
融合を果たそうとするが、そこにルチアたちが姿を見せる
ルチアとルーシーの口喧嘩

273-274
箱庭での会話。
ムーンリットを壊さんとするリュージュ。
その力は何のために必要としているのか?
ムーンリットは「ただの平凡」が欲しかっただけ
ただの一般人として暮らしたかっただけ!
どうしてこんな目に遭わないといけないのか。
「要するにあんたはムーンリットを悲劇のヒロインにしたいだけなんだろ」
手をひらき、にたりと笑みを浮かべる
するとリュージュの手にはムーンリットの頭が握られていた
ムーンリットの身体はパキパキと音を立てて崩れ去っていく…
「あんたは神になりきれなかった一般人だよ」
「それでも、あんたにとっての平穏はこの世界に確かにあったのかもしれないけれど」
一つの破壊と一つの咆哮。
そうして箱庭から神の存在は消失した

275
箱庭は意志を持つ無機物だった
古代人が作り上げた、正確に言えば古代の神がその意志を伝えるモノを残すために作り上げたオーバーテクノロジーだった
箱庭から啓示を受けたのはリュージュ
彼女にとってこれは好都合
「箱庭よ、その通りだ!今こそ私を導きたまえ!!」
そうして彼女に箱庭の試練が舞い降りる

最終話「異世界で、英雄譚を始めましょう。」

276-277
箱庭の試練は、いままで箱庭が見てきた「知識」の注入
あまりに膨大すぎて人間の脳には伝わりきれない
飲み込まれそうになりながらも何とかリュージュはそれを「理解」しようとしている。
つまりそれは相互作用だ
つまりそれは作法だ
記憶を言語にして、言語を記憶にして。
人間に扱えないようにコンパイルされているのだから、それを逆コンパイルしてしまえばよい

278-280
ルーシーとシリーズの戦い。
シリーズ倒される
穴から謎の液体が漏れ出して。それに触れた人間は、消えていく。

281
リュージュの城には液体に関する資料が残されていた
箱庭は世界を操る能力があり、「意志」に逆らう者は容赦なく消し去る
その液体こそ、世界を浄化する液体
今世界は再び新たなフェーズに進もうとしていた


282
そして液体に包み込まれるように出てきた「本体」
それはリュージュが、箱庭の「意志」に触れて変化した存在

283-285
リュージュとルーシー、フルの戦い
ルーシーが瀕死の重傷を負う

286
ルーシー、独白の末倒れる
フルが最後の力を振り絞ってリュージュを倒す

287
メアリーが起きる
リュージュ、目を開けて親子の会話
「さあ、予言の勇者よ。私を殺しなさい。さすれば真の平和が訪れることでしょう」

288-290
リュージュを殺し、穴は封じられるはずだった
しかしながら、力は暴走して。それが潰える様子はない
オリジナルフォーズも動き始め、世界は崩壊し始める
さあ、どうすればよいのか…
フルは思い出す
祈りの巫女の力。
そうすれば世界は平和になる
メアリーは自分が頑張ればいいという
けど、フルはそれが嫌だった
そしてフルは自らの気持ちを伝える

291
メアリーはありがとうと伝える
けどやらないと
でもどうすれば
祈りを捧げるのですよ
ルチアは言った
メアリーは祈りを捧げる
メアリーの身体が消えていく
フルは涙を流す
そして世界は。

292-293
メアリーはガラムドと出会う
箱庭の封印は一時的に過ぎない
それに、世界は永遠に平和になることはならない
あなたは二度と実体をあの世界に出すことはできない
それでもあなたは神になるの?
メアリーはうなずく
だって、愛する人が生きていく世界を守れたんですもの。それより幸せなことは無いわ
ガラムドはうなずく
そういうと思っていたよ。あなたにこの名前を授けましょう。わたしたちがいる世界は名前の通り伽藍堂な世界だけれど、あなたはきっと素晴らしい世界を作ると期待しているよ
そうして、ガラムドはメアリーの手を取って、消えた

294-296
空から落ちたリュージュの城の残骸
それを海岸から眺めるフルとルチア、そしてロマ。
「なんでこっちに?」
「お兄様が好きな世界を、これ以上荒らされるわけにもいきませんからね」
「……ほんとうに、それだけなのか?」
「たぶん、これは贖罪ですよ」
「?」
「わたしが生き残ったのは、お兄様の死に目に会えなかったこと。そしてお兄様が愛したこの世界で生き続けること。この世界を少しでも元に戻せるように……」
そして、彼らは歩き出す
まだ見ぬ未来へと。

297
「……これで物語はおしまい」
おじいさんは物語を話し終えて立ち去る
おじいさんの正体はルーシー
ルーシーは死んでいなくて、メアリー(神)に救われた
その感謝のために、彼女が愛したこの世界に、英雄譚を語り続けている
最後に林檎の杖(シルフェの杖)が出てエンド

外伝「旅に出よう、終わりゆく世界を救うために。」

298-300
フルのその後。
フルはルチアとともにこの世界を救うために旅をしていた
ある時は義賊と疑われ、ある時は神と崇められ。
それでも彼らは世界を救うために歩き始める
彼らの英雄譚は、まだ終わらない。





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